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玉川学園高学年情報科

活動レポート・活動実績

玉川学園高学年情報科12年選択「プログラミング」
2011年1月7日〜2月5日

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授業期間2011年1月7日(金)〜2月4日(金)の全16時間において、四足歩行ロボットの組み立てと、プログラミング制作を課題とした授業をおこないました。対象は、12年生(高校3年生)のプログラミング選択者で、4月〜12月まで、Visual Basicを一通り学習した生徒16名(うち6名は玉川大学工学部に進学決定)です。

授業1時間目に、授業の主旨を説明した後、3名を1チームとし、ロボットのキットとマニュアルを配付。最終授業での競技で、ロボットレースでは速さを競うこと、ロボット一芸披露では、高度な技を披露することを目標としました。

共同作業におけるものづくりも体験してほしかったため、教材としては必ずしもネジを使う必要はなく、両面テープでも代用できるように考えられていますが、ネジでの作成を選択しました。制御基板、モーター、電池ボックス等を細かなネジで組み立てていきます。当初、部品を紛失してしまうのではないか、細かな作業が苦手な生徒もいるのではないか、特に女子生徒が拒否反応を起こすのではないかということを懸念していましたが、そのような心配をよそに、生徒はいつもよりも静まり返って、作業に熱中。もしかすると教員の心配が、生徒の体験の機会を奪っていることもあるかもしれないと思うほど、どのチームも難なく組み立ててくれました。

ロボットが動作する部分は、首、前右足、前左足、後右足、後左足で、この計5ヶ所を駆使してスムーズな四足歩行を目指します。「歩く」という動作も、通常特に意識せずにおこなっていますが、実際にロボットを歩かせようとすると、意外と難しいのです。「え〜、いつもどうやって歩いているんだろう?」とハイハイの姿勢を取り、「歩く」動作の分析を始めた者も少なくありませんでした。首の動きが大切なことにも気づかされます。簡単そうでなかなか思うようにいかない動作に生徒は夢中になり、最終日の競技では手に汗を握る戦いとなりました。

私たちの身の回りにある多くのものには高度な技術が使われていてブラックボックス化しています。使い方はわかるし、便利に活用しているのですが、その仕組みはわからないということが多いのです。そのようなものに囲まれて育っている生徒だからこそ、一から組み立て、自分で書いたプログラムで動かす体験をしてほしいという願いから今回の教材を導入し、2年目の実践でした。

本来技術は、何かを実現するためのものです。目的に向かって、持っている技術を駆使して、試行錯誤を繰り返してくれたところで、今回の授業は成功でした。VBの基礎を一通り学んできた生徒であったので、実際にロボットを動かしてみたことにより、プログラミングは実際にはこのような場面で使われているのだという体験にもつながったと思われます。

これまで、12年生のプログラミングを選択し、かつ1月以降に授業に出席する限られた生徒での展開であったので、来年度は普通コース及びプロアクティブラーニングコースの情報の必修授業にもこの教材を導入したいと考えています。クラスの人数が約3倍になるので、どのように授業を展開するか課題であり、よく検討する必要があります。

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