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ロボット部:レゴマインドストームによるロボット製作でロボット技術とプログラミングを身につける

活動レポート・活動実績

ファースト・レゴ・リーグ全国大会でプロジェクトプレゼンテーション賞受賞
2012年2月12日

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2月12日(日)に行われたファースト・レゴ・リーグ(FLL)全国大会にて、ロボット部8年生「玉川学園STC」チームが「プロジェクトプレゼンテーション賞」を受賞しました。

今年のFLLは、全国4箇所での地区大会の中から、37チームが全国大会に進出しました。(その内22チームが関東地区からです。)毎年顔を合わせるチームもいて、ライバルでもあり久々の再会を喜び合うのが楽しみでもあります。各チームには応援の家族が加わり、会場は各地の言葉が聞かれ、大変にぎやかになります。玉川学園チームだけでも、選手5名に対して家族が合計14名+顧問2名。37チームではどれほどの人数になった事でしょう。

会場となった埼玉大学に8時の集合時間に合わせて全国から集まってきます。前泊したチームも多い事でしょう。ここから夕方7時ごろに閉会するまで、長い一日が始まります。1つのチームあたり、ロボット競技3回、練習走行3回、プレゼンテーション3種類が時間指定されています。さらにその合間にプレゼンテーションのリハーサルや、他チームとの交流の時間も取るため、時間管理が重要となります。一日中ピットと会場を移動し続けることになる日程です。生徒たちはピット内に手書きのタイムテーブルを貼り、10分前行動を守る事ができていました。

ロボット競技1ラウンド目の時間がやってきました。ここで幸運が訪れたのです。相手チームがキャンセルで、玉川チームだけでの競技を行う事ができたのです。早い者勝ちで獲得してくるミッションに余裕で取り組む事ができましたし、何より自分たちだけである事からリラックスして競技に集中できたことから、自己ベストの215点という結果を残したのです。

数時間後にやってきた第2ラウンドでは、これまで失敗した事のない場所で、ロボットの進路が狂ってしまいました。光の条件が変化し、センサーが床の色を読み間違えた事が原因とはわかったのですが、次のラウンドまでに10分間の試験走行時間しかなく、最終的にはロボットのくせを十分知り尽くしている生徒のカンでの調整となりました。しかし、2ラウンド目を終えて深刻な発見がありました。学校でハーベスターを一カ所作り間違えたまま練習を続けている事がわかったのです。ハーベスター越しに殺虫剤(黄色い球)をパーツを飛ばして落とす作戦だったのですが、バーベスターのアーム部分を実際より高く作ってしまっていたものに併せて調整していたことから、改良が間に合わず、とても悔しい思いをしました。

3ラウンド目ではカンに頼る部分が多くなってしまいました。東の壁までたどり着くミッションの調整がとてもうまく持ち直したものの、合計で193点にとどまり、第1ラウンドがベストスコアとなりました。

今回の全国大会で受賞した「プロジェクト」プレゼンテーションは、関東大会の際に「食の安全」との結びつきが弱いとの指摘を受けていたため、見直しを図り、さらに発表の際の自分たちの立つ位置まで見直しをして望みました。他の「コアバリュー」及び「ロボットデザイン」プレゼンテーションも前夜まで時間をかけて見直しを続け、自信を感じさせる良い発表となったという手応えを感じました。

2月25、26日の玉川学園展(小学1年生〜8年生)でもう一度2分半のミッションを披露し、今年のFLLシーズンを悔いの残らないように終える予定です。

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