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ロボット部:レゴマインドストームによるロボット製作でロボット技術とプログラミングを身につける

活動レポート・活動実績

レゴエデュケーションカンファレンスにてロボット部の実力発揮
2013年6月30日

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第5回レゴエデュケーションカンファレンスが6月30日、日本科学未来館にて開催されました。今年は新製品LEGO Mindstorms EV3一色でした。LEGO Mindstormsの世界的第一人者、クリス・ロジャース博士も来日し、基調講演とワークショップを担当し、午前も午後も大活躍。さまざまま切り口から伝わってくるメッセージは、「子どもは失敗を経験し、試行錯誤を通して学ぶ」「異なる解決策が導きだされることを重視する」など、日頃のロボット活動の中で感じていたことを後押ししてくれるもので、深く共感できました。

日本科学未来館内では新製品EV3のプロモーションビデオが終日上映されていました。上映時間の半分は玉川学園ロボット部が登場しているのです。撮影の日、初めて触れたEV3と、新規に開発されたプログラムソフトウェアをその場で理解して使い始める様子や、チーム毎に独自のデザインを持つロボットを組み立てる様子は、クリス・ロジャース博士の理念を体現しているかのようでした。6年前にLEGO Mindstorms NXTが発売になる際のプロモーションビデオでも、サイテックセンターで撮影が行われたのに続いて2度目の登場でした。

ロボット部のカンファレンスへの参加はもう一つありました。ワークショップの一つとして「公開授業」が開かれ、ここでの生徒役で玉川学園生12名が山脇学園8名と共に登場したのです。指導は神奈川工科大学の吉野先生。両校が顔を合わせたのは当日でしたが、吉野先生の楽しい人柄から皆がたちまち打ち解けることができました。当日発表された課題は、1時間目「星ヒューマン君を救え!2013」(ボールを投げるロボット製作)。2時間目「ウサギに負けるな!?くるくるぺったん餅つき機」(餅つきロボット製作)。ロボット製作と平行してプレゼンテーション資料製作も行われました。EV3ソフトウェアの新機能「コンテンツエディター」を用いることで、画像、動画、文字を含む画面製作が可能なため、他のプレゼンテーションソフトを用意する必要がありません。2時間とも数十名の参観者の前で山脇学園生と楽しそうに取り組み、公開授業の時間が終了しても名残惜しそうでした。

今回のカンファレンスで、顧問の有川先生がレゴエデュケーションより"Lead Teacher"の認定を受けました。この「リードティーチャー」はこれまでLEGOを用いた教育活動を推進して来た成果が認められたもので、日本で6人目の認定でした。玉川学園では今年、LEGO Mindstormsを用いた新たな教育活動に取り組んでいます。別の機会にご報告いたします。

ロボット活動14年間の伝統を積み上げてきてくれた先輩方に感謝です。

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