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ロボット部:レゴマインドストームによるロボット製作でロボット技術とプログラミングを身につける

活動レポート・活動実績

FLLとロボカップジュニアでジャパンオープン出場
2017年3月

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WRO、FLL、ロボカップジュニア、この3大大会のいずれも全国大会もしくは世界大会出場という記録を打ち立てた2016年でした。

FLLジャパンオープン出場

今年度のFLL(ファースト・レゴ・リーグ)のテーマは”Animal Allies”、「動物と人間の関わり」でした。7年生6人が「玉川ゲンボウズ」チームを結成、FLLに初参戦ながらジャパンオープン(2/12、東京工業大学大岡山キャンパスにて)に出場することができました。
FLLで重要なプレゼンテーションを、日頃教わっているように、「棒立ち、原稿丸読み、スクリーンに頼る」スタイルに固執していました。しかし東日本第2ブロック大会(12/17)を経験した途端、見せる工夫を進んで取り入れるように変化を見せました。これまでに出場経験を持つ先輩たちのアドバイスを受けながら繰り返しリハーサルを行い、ジャパンオープン当日は自分たちとしてはほぼ完璧な発表を行うことができました。特に感心したのはコアバリュープレゼンテーション。今年から「その場で課題が出され、これに5分で取り組む」ルールが追加され、どんな課題が出されるのかどきどきしていると、レゴブロック20個ほどを渡されました。「3分であなたのチームを表す動物を作り、1分で発表する」という課題が発表された。6人はブロックの周りに集まると、ごく短時間何やら話し合うや否や、たちまち組み立て始めました。組み立て時間が終わった時、一目で誰もが「鳥」とわかる作品が出来上がっていました。続いてリーダーが玉川学園に生息するチョウゲンボウの説明と、チーム名がAnimal Alliesに由来することを要領よく1分で説明する姿は、「玉川ゲンボウズ」が非常にまとまりと積極性のあるチームに成長したことを実感させるものでした。
ロボットの方も、地区大会後、はるかに高性能なデザインに進化しました。EV3ミドルモーター2個をベースマシンに追直に組み込み、プーリーがついているだけ。ここにアタッチメントを乗せると、アタッチメントから突き出ているペグがこのプーリーに刺さり、簡単に動力がアタッチメントに伝わる仕掛けを発明していました。ジャパンオープンでは満足のいく得点を獲得することができずじまいでしたが、2月末の学園展では今年度の集大成と言える動きを連発していました。動画をご覧ください。

ロボカップジュニアジャパンオープン出場

サッカービギナーズリーグで全国優勝したチーム”TR35.139”が今年は9年生になりました。3/24〜3/26、岐阜県中津川で開催された「ロボカップジュニアジャパンオープン2017ぎふ・中津川」大会の「ワールドリーグサッカーライトウェイト」部門に出場し、25位(64チーム中)という健闘ぶりを見せました。
 11/17 神奈川・西東京ノード大会 優勝
 12/24 関東ブロック大会 準優勝
と勝ち上がってのジャパンオープン出場でした。選手2人は12/23にはビギナー部門のスタッフも務めたり、各大会で他チームや審判と積極的に交流し、ロボット活動を通じて成長を見せていることが伺えます。
先輩チーム”TRCP”が開拓してきた技術、機材、そして人の繋がりを継承して、中学生とは信じられないほど質の高いサッカーロボットを開発してきました。特にジャパンオープンに向け、1台はオムニホイール3個から4個に、もう1台はドリブラーのアームが上下動する機構を取り入れたにもかかわらず、時間的に余裕を持っての完成でした。ところが大会初日、白線を簡単に飛び出してしまい(アウトオブバウンス)、一日中改良を行いましたが、6試合中1勝できただけ。すっかり気落ちして交流会に出ることなくホテルに帰ってきました。深夜まで改良を加え続け、寝不足で参加した2日目、4戦全勝!通算5勝4敗1引き分け、25位まで巻き返すことができました。

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