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ロボット部:レゴマインドストームによるロボット製作でロボット技術とプログラミングを身につける

活動レポート・活動実績

SPIKEプライムロボットでFLL430点
2021年1月

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玉川学園ロボット部チームは、2020年12月12日(土)に行われたFLL Challenge予選会で、430点を記録しました。
実際の動画をご覧ください。

取り組んだミッションと得点を時系列で紹介(用語は簡潔に言い換えています)

時間 番号 名称、内容 得点
00:00 M00 装備の点検ボーナス  
      全ての装備が点検エリア(小) 25
00:05 M04 ベンチ  
      ベンチが下されている 10
      キューブがマットに触れている 10×3
      背もたれが完全に取り外されている 15
00:31 M05 バスケットボール  
      カゴの中にキューブ 15
      かごが頂上 25
  M08 ボッチャ  
00:36     1つだけキューブを送っている 25
00:45     キューブがターゲットにイン 5×9
01:25 M11 トレッドミル  
      ポインタが濃緑色 30
01:33 M12 ローイングマシン  
      大きい円の完全に外側 15
      小さい円に完全にイン 15
01:53 M03 滑り台  
      2人とも滑り台から降りている 20
      ホームに完全にイン 10
02:03 M02 ステップカウンター  
      ポインタが青色上 20
02:24 M01 革新プロジェクト  
      RePLAYのロゴに接触 20
02:24 M14 健康ユニット  
      RePLAYのロゴに接触 5×3
02:25 M06 懸垂バー  
      ロボットが通過 15
02:29 M07 ロボットダンス  
      終了時にダンスフロアで「ダンス」 20
02:30 M15 精密性  
      終了時に精密トークン6個がある 60
    合計 430

今年のチームは7年生2名、9年生4名、10年生2名の合計8名という、これまでになく幅広い学年で構成されていました。11月末には300点に届いた後、中間テストを挟み、305→350→395と点数が伸びている中で予選会当日を迎えました。第1ラウンドが始まると、どのミッションも次々と成功し、結果は430点!自分たちでも見たことのない得点が発表された瞬間、メンバーも応援の保護者も大拍手でした。

2020年1月に発売されたばかりのSPIKEプライムか、慣れているEV3を使うかで議論が分かれましたが、ジャイロセンサーの存在、ケーブルの扱いやすさ、モーターやハブの使いやすいデザインから、SPIKEプライムを選びました。同時にプログラミングソフトウェアもScratchをベースにしたものに変わったこともあり、ロボット製作担当、プログラム担当ともに大きな挑戦でした。

2月末には、本学小学部文化祭で発表の場があり、加速度センサーを活用した「電卓」プログラムを作り、新型のロボットセットを実演展示することができました。


ところが新学期になってみると、コロナの影響で始業式と同時に自宅学習期間となってしまい、新入生を迎えられず。6月に登校が再開してからは、ロボット部オリジルナルのプログラミングトレーニングメニューを作り、SPIKEプライムソフトウェアとセンサー類に慣れていきました。

9月に8名でチームを組み、FLL Challenge参加を決めました。9年生と10年生合計6名という、例年になく上級学年で構成されたチームで、それぞれがこれまで経験してきたロボット大会やプログラミングコンクールを生かした取り組みができたことも、今年の特徴です。
プロジェクトのテーマ選びに時間をかけ、「屋内型公園を提案。遊具にセンサーがついており、遊べば遊ぶほど液晶パネルになっている遊び場の壁が変化し、園内に設置してあるオブジェクトが動き出す」という提案を用意しました。
コアバリューではチーム名「Division of Labor」(分業)をいかに活動に生かしたか、また、新メンバーが初めてFLLに参加して、自分がどう変化したか発表しました。ミーティングの折に語ってくれた言葉が実感こもっており、とても印象的であったことを覚えています。

12/12の予選会当日は、オンライン形式で行われたため、いつもの活動場所という落ち着いた環境で取り組めたことも、高得点が出せた要因かもしれません。とは言え、全国大会に出場できなかったことは残念でなりません。冬休みに自分自身とチームの取り組みを振り返る時間を設けました。そして1月に2021年度ルールが発表されるWROに挑戦です。


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