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ロボット部:レゴマインドストームによるロボット製作でロボット技術とプログラミングを身につける

活動レポート・活動実績

WRO Japan2023
2023年7月

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WRO Japan2023東京小・中予選会参加

8年生2人のチーム「プリンカスタード」が、7月17日、曳舟で開催されたWRO Japan2023東京小・中予選会中学生部門ミドル競技に出場しました。中学生部門エキスパート競技コートの半分を使うルールに簡略化されていましたが、これまでの大会経験1回の彼らには苦労の連続でした。大会当日は他県から来たチームを含め、たくさんのチームがいました。チームごとに工夫を凝らした様々なロボットの設計やプログラムを見ることができました。チームがロボットやプログラムを変更する時間になるとその部屋には緊迫した雰囲気が満ちており、どのチームも本気で大会にとりかかっていることが伺えました。
選手たちの言葉を紹介します。

苦労した事

1. 完全自律型にすること:オブジェクトを設置する場所はランダムであり、完全自律型にする必要があります。そうするためにはプログラムに変数というロボットに記憶させるプログラムをかきました。ですがオブジェクトを置く順番ももちろんランダムになります。これに対応するために、オブジェクトを置いた後に特定の場所に戻るプログラムを入れたことで、大丈夫になりました。
2. 運ぶものを持ち上げる:オブジェクトを持ち上げる輪にアームを合わせることに苦労しました。これを克服するために、ロボットに搭載されている下向きのセンサーが特定の色を読み取ったときに輪の中に合わせるプログラムを作りました。

感想

選手A:僕はこの大会を通じて大会に出場するということが難しい挑戦であることを学びました。例えば試合でのフィールドの材質が部室で練習してものと違い、ロボットが想定外の動きをしてしまうことやサプライズルールに対策を十分にしないといけないことです。ですがこれらの失敗してしまったことをネガティブに捉えず次の大会での成功の糧として自分自身が成長できると良いと思っています。
選手B:僕は、この大会を通して大会の難しさを学びました。大会のルールが発表されたばかりの時はプログラムをどこから作るか、そしてどのような手順でロボットを動かすかに悩まされました。日付がたつにつれてだんだんプログラムやロボットが組み立てられていき、最終的にはより良いロボットになりました。この大会で学んだこと、そして、失敗してしまったことを次の大会に生かしていきたいです。


WRO Japan2023浜松予選会にて第3位

9年生2人のチーム”RY 3rd Generation”が、7月30日に、浜松で開催されたWRO Japan 2023予選会中学生部門エキスパート競技において、第3位を獲得しました。2人は過去2年間のFLL出場経験はあるものの、WRO競技は初めて。大会当日に抽選で決まる要素が複数ある、アタッチメント交換をしない、などWRO独自のルールに合わせたロボット作りをする中で、プログラミングで分岐と変数を多用するスキルが身につきました。オブジェクトをすくい上げる、所定の位置に配置する、という制御を精密に行うことに苦労しましたが、第3位の表彰状をいただくことができました。
学校行事の都合で浜松予選会にエントリーしたのですが、新幹線で移動して前泊という、ちょっとした旅行気分。夕食は驚くほどのボリュームの餃子定食を堪能しました。ホテルに帰ってから再びプログラム調整もしました。浜松は選手の祖母の住んでいる町でもあり、家族が応援に来てくれました。


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