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2013年3月
9年生6人から成る「玉川学園STC」チームが、2012年度第15回玉川学園同窓会賞を受賞いたしました。
団体としては高学年唯一の受賞であり、受賞理由として次のように発表されています。
「4年連続で、ロボット大会「ファーストレゴリーグ」全国大会出場を遂げており、本校でロボット研究を行なってきたチームの中での最長記録である。
2012年度2月の全国大会では「プロジェクトプレゼンテーション賞」を獲得した。制作構想に充分な時間をかけ、計画的に作業分担を進める姿勢は後輩のよい手本となっていることも含め、採択に至った。」
5年生でサイエンス部ロボット分野(当時。2011年度よりロボット部発足)に入部して以来、サイテックセンター1Fのロボット工房でアイディアを出し合い、納得がいくまで機構を改良し、常に新しい事に挑戦し続けて来ました。受賞理由に述べられているFLL活動は「ファースト・レゴ・リーグ全国大会でプロジェクトプレゼンテーション賞受賞」(2011年度2月)でご紹介いたしました。
さらに今年度は、9月にiRobot社CEOコリン・アングル氏と都内で会見する機会をいただいた事が大きな出来事でした。来日中の日程を割いて、ロボットについて意見交換するチャンスを得た日本で唯一のチームとなったのは、先輩達の実績に支えられていることはもちろん、彼らの着実な活動が評価された結果でした。(詳細は「ロボット部9年生、アイロボット社CEOコリン・アングル氏に会う!」(2012年度9月))
もう一つ「玉川学園STC」チームの新しい挑戦として、「レゴマインドストームを使った大規模な作品制作」があげられます。4月から10カ月に渡って製作を続けた結果、9月の高学年ペガサス祭、2月の中学年学園展、3月の低学年学園展、と3回の玉川学園展すべてに出品する記録を残しました。5回の大幅改良を重ね、精度が高くスムーズな動きをする機構の中を、ビー玉が様々な仕掛けの中を循環して行く幅2mに及ぶ装置は、学園展で大人気でした。
レゴマインドストームを用いた作品の中に感じられる「技術」と「楽しさ」は、先輩達から受け継がれていることを感じさせるものであり、これからのロボット部にも受け継がれて行くことを願っています。